普通のことができないイタリア

最近、ご近所に素敵なジャズバーを見つけました

という話をします。

 

というのも、私がイタリアに来て一年くらいたったときかな、

そう、コロナがまあまあひど目なときに出会ったACOさん

という日本人のお友達がいるんです。

 

友達の友達で、不意に誘われたランチに行ったとき、

ACOさんを紹介いただきました。

 

なんていうか、その出会いはほぼ奇跡に近くてw

共通の友達がいたり、東京で遊んでいた場所が似ていたりw

なんだか話して心地の良い、不必要な説明がいらない仲というか、

とても身近な存在に感じる人だったんです。

あこさんのお仕事の仕方や生き方、考え方も、

なんていうか、近くにいて欲しい人という言い方があっているかは

わからないけど、尊敬できる、そして、学びを与えてくれる、

そして斜め上くらいから鋭く緩くたまに降ってくるあこさんの

笑いのセンスが私は大好きでwwwww

あぁそういう視点ねwwwwwと、めっちゃ笑わせてもらうことがあります。

大好きな人です。おとなになってから、出会ったACOさん、

私はラッキーだなと思うんだ。

 

そんなACOさんとは、出会ってから、ずー—–っと遊んでもらってて、

旅行も、飲みも、遊びも、バカンスも、いろんな時間を一緒に過ごした。

だから、ACOさんのお誕生日はなにか私は思い出をプレゼントしたかった。

 

Acoさんが好きな何かを記憶で。

なんでかって、私が贈れるプレゼントってなんかたかが知れているし、

なんせ私達はいまイタリアにいて、ミラノにいて、

こんないいロケーションないでしょ。

 

だからね、なんか、体感するものが良かったんだよね。

 

でいろいろ考えた結果、

生バンドでお祝いだ!!!って思ったの。

 

ミラノデザインウィークのときに、生バンドのロードパフォーマンス、

あこさん好きそうだったから。

 

生演奏のバーで、サプライズおめでとうをしよう!

 

これに決まりました。

 

それでは次に取り掛かるのは、そのいちばん大事なバー、

生演奏できるバーなわけ。



そしてら、近所に住む仲良し台湾人のDebbraがナイスな場所を

教えてくれたんです。

 

だから行ってみたの。

素敵でしょ??



ココはジャズバーでね、シンガーさんと演奏者さんがいて、

生演奏をしてくれるところなの。

 

ちゃんとオーナーに話をつけて、

私の色んなリクエストにも、OKOKOKできるよ!と答えてくれて、

話がまとまったらちゃんと電話して予約するからよろしくね!って。

 

そして店をその日は去った。



誕生日当日の一週間くらい前かな。

 

そろそろ予約をしようと思って、

まずはメッセージをした。

 

、、、、

 

返事が、、、





ない。



だから一日待っても返事がないなら電話だなと思って、

電話した、、、、



返事が、、、、

 

ない。



近所だし、直接お店に行った、、、



オーナー不在。

 

スタッフは電話でも直接お店行ったときもOK!

折返しするから待っててね!と。



言ったよね??



お前ら、、、、



言ったよね?????



そう、ココはイタリア。

 

半分忘れかけていましたが、

 

ココはイタリア。



そう簡単にサプライズ的なことを出来るような国じゃないんだ。

 

お金があっても、時間的に余裕を持ってこちらが用意しても、

 




に問題があるから、

 

できないんだ。

ソコはどうしてもコントロールできないところなんだ。



あーーーーーーーーーーーーーー忘れていた!!!!



イタリア人しかも他人を巻き込むのは、

相当なスキルが無いと無理なのである!!!!!!




あーーーーーーーーーーー忘れていた!!!



でね、結局の話、

 

サプライズはできなかったんだ。

 

悲しかった。




なぜなら、その店の糞オーナーが返事をしない

客を大事にしない、

サヨウナラな残念な人だったからだ。




あーーーーーーーーーーー、

 

頭の中で思い浮かべていたことが、できたはずだった、

東京なら、いや日本なら、

 

絶対にできたはずだった。

そして、できないならできないなりに、できないと

ちゃんと言ってくれるはずで、

私は次の候補の場所を探す時間があって、

そっちの交渉に回れたはずだった。

 

、、、、、、



私が悪い、ハンドリングできない、

このイタリア人のこの感じを

ちゃんと理解して、彼らをハンドリングしなければならなかった。



デモできなかった。



大切な人のためのイベントだったかから、

余計に悔しかった。



むむむむむむむむ

ムカつく!!!



しかししょうがない、こんなことに苛立っていたらこの国には住めないんだ。



私は、ちゃんとイタリアになじまないといけない。

そしてこういう大切なイベントに協力してもらいたいのなら、

このバーい半年前くらいから、よく通って、

顔を覚えてもらって、そしてオーナーち仲良くなって、

よし、一緒に祝おう!というテンションに、彼を保っていかなければ

ならなかったのだ!!!!



うおおおおおおおおおおお!!!!

 

むずいぜ!

改めて思う、TOKYOって日本て便利。

何でも魔法みたいにチョチョイのちょい!

 

すごい国だ。



でもでも私は絶対に諦めない。

 

このイベント、いつか果たして見せる。

 

こちらのバー、

バチクソ書いたので、URLは書きませんが、

とても素敵なバー。

お酒もオリジナリティーがあって、美味しい。

そして、オーナーもきっと忙しかったんだろう。

いいヤツな感じしたんだ、はなしたときは。

 

ということで、こうやってたまに失敗して、

悔しい思いを、こんな日常から感じておりますが、

 

私は負けませんwww

 

普通のことが、できなくても、

スーパーに行くだけで謎に1時間以上かかっても、

郵便局に行くのが、半日がかりでも、

ちょっとしたことにかなりの時間が一々かかっても、

私は負けない。

 

※イタリア人の人の中には、日本人以上にきっちりしていて、

素敵なお仕事をされる方もたっくくくくくさんいます。

 

お間違えなく。




favo-jag-frihet*_aki_