SCHISCETTAは、日本語で、””お弁当箱、ランチボックス””の意味。元々ヨーロッパでは、お弁当箱として飯盒を使っていました。兵隊や肉体労働者の食事を詰めたり、または作ったりする容器として使われていました。
沢山食べたい彼らが、飯盒の蓋を閉める時に食べ物をぎゅうぎゅう押し込んだ、というところから、イタリア語でスキアッチャータ schiacciata(ぎゅっと押し込んだ)と呼び、ミラノでは“スキッシェッタ schiscetta”と呼ぶようになったようです。
それと同じように、ギュギュッと好きなものを詰め込んでお出かけしていただきたいという願いを込めて、この四角い形も含め、開くと好きなものが詰められるようにこの名前がつきました。
シボの柔らかな革を一枚革でたっぷり使いました。側面には6mmの分厚い革を。ハンドル部分は、細身にして、ステッチを入れました。ジップのトップにはまんまるシルバーを選びました。シボ革、丸みのあるフォルム、丸いシルバーポイント、ハンドルのステッチが、カジュアルに持てるポイントです。