イタリアの友達のお誕生日会

この日は、私のイタリアでの唯一のナチュラルなお友達(友達の友達とか友達の友達の友達とかではないということ。)のお誕生日会でした。

ロックダウンの最中でしたが、軽い外出と少人数の集まりは許可されていた時期だったので、少人数で彼女のお誕生日パーティーに呼んでいただきました。

イタリアでは?というか海外では、多くの人が自分自身で誕生日会を開催し、人を呼びます。日本のように友達が開いてくれるみたいな感じではありません。

自分で開いて、自分の好きな人を呼ぶ、そしてご飯を食べて楽しむ、そんな感じ。(ちなみに、もしレストランで開催した場合は、主催者がレストラン代を払います。人によると思いますが、日本とはちょっと違ってこれもまたカルチャーショックという感じでした。)

この日集まったのは、一組のカップルと女の子一人、そして一組のゲイカップル、そして私でした。

イタリア語が飛び交うなか、どうにか頑張って必死にイタリア語を聞き、少なくとも何を話しているのか理解するのに必死でした。

やはり、このイタリア語オンリーの早い会話に入るのは難しいと感じました。。。でもやっぱりイタリア人好きだし、イタリア語好きだし、こういう環境にいられることに本当に感謝しかありません。このパーティーに呼んでもらえただけで、本当に嬉しかったです。

当日は、日本が大好きな彼女になにか日本らしいプレゼントをしたいなと思って、ミラノにもあるMUJIでプレゼントを買って、わたしました。

イタリア人のいいところとも言えるだろう、、、、どんなものでも喜んでくれる、、、尊敬するほどしっかりリアクションしてくれる、、、

大したものでもないし、きっと彼らは持っていたかもしれない、でもすごいちゃんと喜んでくれて、嬉しかった。

ちなみに、日本語が書いてあるソックスも一緒にあげました。むしろそれが彼女は一番嬉しかったようだった。

実は彼女は、言語学習交換アプリで出会っており、偶然、お互いの作文修正をしていたときにお互いがミラノに住んでいることがわかり、あったことがきっかけで友だちになった。

偶然にも、彼女もクラフトウーマンで、ジュエリークリエイトデザイナーさんだった。ありがたいことです本当に。お互いにものづくりをしているので、なんだか身近な存在に感じます。

何よりも、美人だし、可愛いし、おしゃれで、才能もあって、面白くて、かっこいい、、、なんともスーパーなイタリアン女子に出会ったものです。ありがたいこと。

パーティー当日は彼女が中心に、3種類のパスタを作ってくれて、美味しいワインと一緒にいただきました。

彼女はグルテンフリーの人だから、ケーキもチョコレートグルテンフリーケーキ。全部美味しかったー

イタリア女子は総じて料理がうまい!!!だからみんないいイタリアンマンマになれるんだね。

で、ここで、このイタリアの誕生日という行事に伴って学んだことを残しておきます。

私はプレゼントを買ったあとに、(買ったあとじゃ遅いんですけど、、、)失礼があったらいけないと思って、イタリアでは贈っちゃだめなプレゼントについてグーグル先生で調べました。

そしたら、なんと出てくる出てくるたくさんのタブーなプレゼント…(日本人の方が書いている記事によると…)

  • ナイフ、刃物、ハサミ:なんかこのへんは理解できる
  • ハンカチ:悲しいことを呼ぶからだって
  • ブラシ類:髪がなくなるほど不幸になるからって、超恐いw
  • 石鹸、香水:あなたは臭い、と伝えているようなものらしい。
  • 空の財布:これは、紙幣を入れてプレゼントするというのがマナーらしい

そして、私が選んだプレゼントが、、、MUJIの歯ブラシと歯ブラシ立て、そして香り付きのキャンドル!

どう考えてもNGど真ん中じゃないか!!!焦

というショックに陥りました。

が、しょうがないし、私日本人だし、真心がいちばん大切だから、、、と自分に言い聞かせて、当日は普通にプレゼントしました。

後日、他のイタリア人の友人にこのタブーなプレゼントについて聞いてみたところ、

  • 空のお財布

以外は、別に何上げたって問題ないよーーーー!とのことでした。時代でしょうかwwwww

イタリア人の若者は特に気にしていないようだったwよかったw

ということで、今回も素敵な体験ができ、知識増えましたw

favo-jag-frihet*_aki_