イタリアの年末年始、お正月

イタリアのお正月はとても短いです。

なぜなら、クリスマスが一年の中で一番大切な行事であり、

それはクリスマス前から、年越しの少しあとまで続くからです。

 

お正月感はといえば、年を越すその日の夜のみ。

 

何が起こるのかというと、この画像通り、

爆竹と路上での花火ジャックが起こります!

 

私の予想の範囲でお話させていただきますが、

多分、各通りに花火担当の人みたいな方がいらして、

その人が年越しに合わせて花火を上げてくれます。

各通りで起こるので、年越しの瞬間は爆弾みたいな音がします。

 

今回はレッドゾーンだったので、本当は10時以降は外に出てはいけなかったのですが、

通りに出てみると、みんな外に出て、そのキレイな花火を見上げていました。

 

結構乱暴な花火ではあるのでw

正直キレイという言葉だけでは収まりませんが、

迫力があって、いい体験です。

日本のように繊細で美しく、物語のように纏まった花火ではないのですが、

私はそのいい加減さが大好きです。

何よりも、みんなで楽しもうぜ、HAPPY NEW YEAR!!という意気込みが

なんともイタリア人らしく好きです。

このときばかりは、イタリアの警察官も見逃してくれていたと思いますし

(外出の罰金のチケットを)

一緒に楽しんでたことは間違いないと思います。

近くを走っていた電車は、年をこすとき

汽笛を鳴らして、運転手さんも一緒に楽しんでました。

こういうところ、ほんとにイタリアのいいところ。

職業も年齢も、性別も国籍も、あなたが誰であるかも関係なく、

楽しいときはみんなで楽しむ、そんな考え方ができる国民性を尊敬します。

だって、、、、ね。

日本で某鉄道会社の運転手さんが、年越しの瞬間、

汽笛を鳴らしちゃんたらどうなります???

次の日のニュースに取り上げられて、

その次の日には謝罪会見が開かれて、

その鉄道会社のバッシングが数カ月間止まりませんwww

正直笑けてきます。

馬鹿らしいにもほどがある。

何が悪いのかもわからないのに、頭を下げてあやまる。

そしてなぜか、それを不祥事と呼ぶ。

んーーーーーー

これ以上話すと、偏った人のように思われるので

やめておきますがwwww

多くの人がそんなふうに考えてる気がしますけど。

もうちょっとね、文化的に、ちょっとユーモアを付け足すことを

許してもいいんじゃないのかなーーーー。

なんて思います。

それでは皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

favo-jag-frihet*_aki_