前回に引き続き最近引っ越した話をお送りします。
前回お話した、スーパー情報収集ツールFacebook先生とイタリア人のお友達に
助けられて、やっと物件情報を何件か手にしました。
情報元の方(ほとんどその物件のオーナーさん)と直接やり取りをして、
価格や間取り、場所、条件の情報をもらい、
内見の日にちなどを決めます。
殆どのオーナーさんは、数枚の写真とテンプレート化された物件情報を送ってくれます。
これでだいたいどんなおうちなのかをイメージできます。
しかし・・・
ミラノ人からしたら当たり前のことなのかもしれないことを私は知らなかった・・・・。
私の知らなかったこと
①ミラノの物件は基本大人気
(場所にもよりますがいつも誰かが探してる)
②タイミングが超悪かった
(コロナが若干静まり、地方に戻っていた人がミラノに帰ってきてみんなお家を探している)
③普通にシェアハウスが当たり前
(基本的に家賃が高いので、シェアが当たり前…知らない人と…)
④シェアハウスのシェア人数をほとんど書いていない
(聞かないと知り得ないし、3,4人のシェアなんて当たり前)
という感じで、知らないことが多かったんです。
ということから、内見に3件行き、そして知る→それは驚きの事実
というカタチで私に衝撃を与えましたw
まず私が知らなかったこと①と②から与えられた衝撃は、
いい物件は、こちらが内見をするというよりは、オーナーに面接される感じw
先にお話したとおり、大人気なんです、ミラノの物件。
だからオーナーさんからしたらぶっちゃけ楽勝。
できるだけお金払いが良くて、ちゃんとした人を選びたいわけですよ。
こちらはもはや選ぶ権利がない(いやそれは言い過ぎ)
ということに驚きました。
1つ目にいった内見先では、内見前日にオーナーさんから
「今日は15人内見に来る予定だから、時間厳守で頼むよ!」
と言われました。
私の心の中(いや、まじかよ、15人て、すでにこの日だけで倍率高すぎw)
そしてイタリア人の方から「時間厳守!」とか言われるとちょっとなんか
すみません、偏見ですが・・・面白かったです。
そしてもちろん時間厳守で到着しました。(わざわざ書くな)
そして次に
私が知らなかったこと③と④から与えられた衝撃は、
その物件・・・まさかの3人シェアだった!!!!!
私はシェアハウスということは知っていたのですが、
頭の中では完全に2人シェアだったのです・・・
3人シェアは正直私にはきついので、と〜〜っても素敵な物件でしたが
瞬間諦めて、人ん家観光気分で、中を見させていただきました。
そして内見2軒目でも同じ悲劇は起こります。
オーナーさんは明るい今どきのミラネーゼ(ミラノの人の呼び方)で
優しい感じの人でした。
中に入ると・・・おや?異常に広い、、、
これは嫌な予感がする。
一応確認。
私「何人のシェアハウスですか?」
オーナーさん「4人よ。((^o^)にっこり)」
無理無理ムリムリムリムリ、、、
4人は無理だわ絶対にw
と思いまして、再び人ん家観光第2弾として、
そのひろ〜いお家を見させていただきました。
いい経験ですw
そして、2回ともシェア人数により打ちのめされた私は、
シェア人数恐怖症(大げさw)になったので、
内見に行く前に、オーナーさんに必ず人数を聞くことを徹底しました。
いい物件を見つけては、オーナーさんに聞く毎日・・・
「シェアの人数教えて下さい。」
ほんとに、まじで、3人〜5人シェアのお家が多い!多すぎる!!!
私は個人的に、キッチンやトイレ、シャワーなどを
大人数で共有するのが嫌なので、最低でも本当に2人シェアがギリだ!と
考えていました。
あとは予算です。
わかりやすく言いますと…
東京都内の1Kくらいの家賃が、ミラノでは2人シェアの家賃平均です。
高い…高いではないか!w
でもうだうだ言っていられないので、私は受け入れます。
すべて受け入れ体制!
そして、
やっとの思いで、巡り合った”2人シェアルーム”!
価格もいい!場所もいい!オーナーさんもいい人そう!
日本人OK!ものづくりもOK!私の滞在期間も許可!
最高じゃないか!という場所に出会い、
そこが私の家となりました。
次はお引越しです…
続く
※ちなみに普通の1ルーム(1人用)も内見行きましたが、
高価格、古い、場所が悪い、周りに何もない…
なんだかすごくピンとこない物件も見ました。
が、ミラノに住む意味があるのかないのかよくわからない気分になったので
やめました。w
favo-jag-frihet* _aki_